タイトル:長崎大学障がい学生支援室 概要 著者:長崎大学障がい学生支援室 平成29 年(2017 年)3 月に,文部科学省より「障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第二次まとめ)」が出されて以来,大学における障害のある学生へのサポートが日々進化しています。 長崎大学では,平成25 年度の文部科学省の「障がい学生支援関連事業」に基づき,障害のある学生に対する全学的な支援体制の強化と円滑な修学支援を目的に,平成25 年(2013 年)8 月1 日に, 障がい学生支援室(通称「アシスト広場」)を設置しました。 平成26 年12 月には,学長裁定により「長崎大学における障害のある学生への支援に関する理念及び方針」を制定し,本学における障害のある学生への支援体制と内容及び障がい学生支援室の目的をより明確にし,広く公表しました。 現在の障がい学生支援室では,保健センターのカウンセラーや関係部局の教職員と連携しながら,主に以下のような取組を行っています。 ①保健センターが実施している新入生全員に対する個別面談との連携 ②障害のある学生の個別ニーズに合わせた,合理的配慮の検討・実施 ③FD/SD及び講演会の開催により,「障害」に対する意識改革及び啓発活動 ④アクセスサポーター(障害のある学生をサポートするピアの学生)の登録・養成 ⑤修学支援機器・備品の整備 「障がい学生支援連絡会議」(年6 回開催)は各部局選出36 名の委員で構成し,支援に関する情報を提供するとともに部局が抱える課題についての情報共有を行い,改善策の検討を行っております。 令和3年度は、「長崎大学における障害者差別解消等の推進に関する規則における留意事項(教育・研究)について、ワーキンググループを立ち上げて活発な議論を展開し、現状にあった内容に改正を行うことができました。 さらに,行政機関や長崎県内の障害者関連団体及び県内外の大学等と連携体制を構築し,さらなるサポート体制の強化に努めています。 2022 年2 月には「障がい学生支援室概要」(改訂版)を発行しました。コロナ禍もあり障害を取り巻く環境が大きく変化する中,障害のある学生の修学支援に携わられている皆様への資料としてお役に立てれば幸いです。 2022 年2 月 障がい学生支援室長 伊東 昌子 1ページ 2 長崎大学障がい学生支援室「アシスト広場」 (1)About the Student Accessibility Office 長崎大学は多様性を重んじ,全ての学生が障害の有無に関係なく自分の可能性が生かせるコミュニティーを目指します。 障がい学生支援室「アシスト広場」は,サポートや合理的配慮を希望する学生,関心のある教職員,そしてサポート活動に携わりたい学生のための窓口です。 Nagasaki University values diversity and aims to be a community where all students,regardless of ability status, enjoy the opportunity to realize their full potential. The Student Accessibility Office is the contact point for students desiring supportor accommodations, interested faculty andstaff, and students wishing to participate insupport activities. Feel free to contact us, ordrop by our office. 长崎大学重视教育的多样化,以培养全体学生(包括残疾学生)发挥各自的可能性为目标。 残疾学生支援室[支援广场]向需要帮助或需要合理待遇的同学,有志于残疾学生支援活动的教职员,以及希望参与支援活动的同学提供信息。 欢迎各位和我们联系或到办公室来咨询。 나가사키대학은 다양성을 존중하여 장애의 유무에 관계없이 모든학생들이 커뮤니티를 통해 자신의 가능성을 발견할수 있는 것을 목표로 하고 있습니다. 장애학생 지원실「어시스트 광장」은 서포트나 배려를 필요로하거나 희망하는 학생, 그에 관한 활동에 관심이 있는 교직원, 그리고 서포트활동을 경험해보고싶은 학생을 위한 곳입니다. 가벼운마음으로 들러주시기바랍니다. 3ページ (2)活動内容 [障がい学生支援室について] 近年,学生の多様化が進み,様々な学生が共に学ぶようになりました。 大学における障害のある学生の在籍数も増加しており,障害のある学生の受け入れや修学支援体制の整備が急務となっています。 長崎大学では,平成25年8月に「障がい学生支援室」(通称「アシスト広場」)を設置し,障害のある学生のサポートや合理的配慮を調整・実施するとともに,他の学生や教職員を対象に「障害」に関する意識啓発活動を行っています。 [サポートを受ける学生の方へ] 障害のある学生に対して,合理的配慮や修学に必要なサポートが提供されるための調整を行うことが障がい学生支援室の主要な役割の一つです。 一般的には,身体面や修学面における配慮,IT機器等による補助,そして就職といったサポートが挙げられますが,学生個人の状況に合わせて提供されるものが異なります。お気軽にご相談ください。 [サポート活動に参加したい方へ] 長崎大学に在籍する障害のある学生の障害は,聴覚障害,肢体不自由,発達障害など様々です。 各障害の特徴に合わせた対応(サポート)が必要となっています。障がい学生支援室では障害のある学生のサポートを担う学生を募集しています。 サポート活動には有償と無償(ボランティア)があります。関心のある方は是非お問い合わせください。 [スタッフ] ●支援室長 伊東 昌子(学生・国際担当理事) ●副室長 吉田 ゆり(副学長(ダイバーシティ推進担当)) ●専任教員Peter Bernick(ピーター・バーニック) ●技術職員 石田 秀文(アクセスコーディネーター)●技術職員(支援コーディネーター) ●事務職員 浜村 博(専門職員) ●事務補佐員 竹末 梨紗 アシスト広場は文教キャンパスの教育学部音楽棟3Fにあります。お気軽にお立ち寄りください! [お問い合わせ先] 障がい学生支援室「アシスト広場」(Student Accessibility Office) 電話:095-819-2006 FAX:095-819-2974 E-mail: support@ml.nagasaki-u.ac.jpWeb:www.sao.nagasaki-u.ac.jp 4ページ (3)長崎大学文教キャンパス Nagasaki University Bunkyo Campus [交通アクセス] ■長崎空港から ・長崎空港(大村市)から→長崎方面行き (昭和町・浦上経由)バス→〔長大東門前〕下車 ■JR長崎駅から ・路面電車〔長崎駅前〕→(赤迫行き)→〔長崎大学〕下車 ・長崎バス〔長崎駅前〕→(1番系統)→〔長崎大学前〕下車 [地図] 障がい学生支援室「アシスト広場」は文教キャンパスの教育学部音楽棟3Fにあります。 6ページ 3 支援について (1)障害のある学生への支援に関する理念及び方針 平成26年12月15日 平成28年 7月15日一部改正 学 長 裁 定 【理 念】 長崎大学は,障害のある学生に対し,平等かつ公平な教育を受ける機会を提供するため,「障害者の権利に関する条約」及び「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」の精神と考え方に則り,必要かつ適切な修学支援及び環境整備を行う。 【方 針】 1.理念の実現のために,学内関係部署及び教職員が緊密に連携し協力する。 2.修学支援及び環境整備に関する助言,調整,講習等を行うため,障がい学生支援室を設置する。 3.障害のある学生に対する修学支援及び環境整備は,原則として本人及び保護者の要請に基づき行う。 4.障害のある学生に対する修学支援は,学内関係部署,障がい学生支援室等と本人及び保護者が,十分な合意形成・共通理解を図った上で決定し,大学から提供する。 5.支援内容は,本人の状況,合意形成,共通理解,過去の支援の状況,医師及び専門家の判断等を勘案し,柔軟に対応する。 6.支援方法は,外部機関及び当事者団体の助言並びに最新の知見及び技術的動向が反映されるように努める。 7.支援体制は,多面的かつ積極的な支援を目指し,学生を含む大学構成員が支援活動に参画できるように構築する。 7ページ (2)支援体制[図] [図の説明]障がい学生支援に関する部局等は、障がい学生支援室を中心に、互いに連携しています。 以下、関係する部局等(順不同) [学部・研究科] (実施の主体) ※学務担当部署含む 入学から卒業までの支援 [教務委員会] [学生委員会] [長崎大学障害者差別解消等協議会] [障がい学生支援室] (障がい学生支援室運営会議) ・支援体制・方針の策定 ・情報の一元化・支援情報等の公開 ・学生等からの相談窓口 ・合理的配慮・支援方法の提案・助言 ・合理的配慮の調整・決定 ・支援技術等の検討・提供 ・学生・教職員への理解啓発活動 ・外部機関・団体との連携等 [障がい学生支援連絡会議] ・合理的配慮 ・支援技術等に関する検討・連絡調整・情報共有 ・長崎大学障害者差別解消等協議会教育・研究部会の議事 [保健センター] 学生保健部門・職員保健部門 医師・教員・カウンセラー※・保健師等による専門的支援 ※教員・常勤カウンセラー計6名:学部等担当4名、学病院担当1名、職員相談・ハラスメント担当1名 [学生支援部] 学生支援課(学生委員会) ・学生生活支援・各種相談・就職支援・学生何でも相談室 入試課(入学者選抜委員会) ・入学までの支援 ・入試説明会 ・受験・入学時の配慮等 教育支援課(教務委員会) ・修学支援 ・履修相談 ・講義の情報保障等 留学支援課 ・留学生支援 ・日本語教育 [やってみゅーでスク] [学生何でも相談室] [その他関係部局] ・施設部 ・留学生教育・支援センター ・キャリアセンター 8ページ (3)修学支援備品一覧(番号1~97) 修学支援備品一覧 2022年2月末現在 主な用途(障がい種別)視:視覚障害, 聴:聴覚障害, 学:学習の困難, 運:運動の困難    番号 名称(販売元あるいは製造元) 主な用途(障害種別)障がい学生支援室所有個数 機器の主な機能 1    デジタル録音機 DR-1(DAISY DR-1) 視(学)1個 DAISY図書の録音・編集を行なうことの出来るPCレコーディングソフト。音声の録音→編集→CD書き込みが出来る。 2 プレクストークレコーディングソフトウェア(DAISY PRS Pro)視(学)1個 本などを朗読した音声を録音し,録音した音声をフレーズと呼ばれる小さな単位に分割して,章・節・項などの単位で構成することによって,DAISY形式の音声図書を作成することができるソフトウェア。 3 プレクストークポータブルレコーダー (DAISY PTR2)視(学)1個 DAISY規格での録音・再生装置。 4 PLEXTALK Producer 視(学)1個 合成音声の自動付加機能や自動総ルビ機能があり,マルチメディアDAISY図書が手軽に作れるソフトウェア。 5 拡大読書器トパーズHDアドバンス(EXTRA)視(学)1個 据え置き型。20インチモニタ。記入するときに便利なフォーカスロック機能を搭載し,カメラの下には21cmの作業スペースがある。1.6倍~54倍の拡大率,30種類の文字色・背景色の組み合わせ,明るさ(コントラスト)調整,その他各種機能あり。 6 音声・拡大読書器「よむべえスマイル」視(学)1個 据え置き型。活字図書を音声で読み上げる。画面が接続してあれば,拡大表示での読書も可能。中国語・韓国語・英語対応。本1冊分を単位として保存でき,一度読み取らせて最初から最後まで通して読み上げさせることが可能。市販のDVDや音楽CDの再生,DAISY図書対応。読み取った内容を音声ファイルやテキストファイルでUSBメモリーや携帯型デイジープレーヤーに転送可能。 7 拡大読書器オニキスデスクセットHD モニター一体型(EXTRA) 視(学)1個 20インチモニタ。1.4倍から106倍の拡大。モニタの上にカメラを設置し,省スペースで使用可能な一体型。カメラのアームは330度回転でき,前方,手元,自分の3方向の拡大が可能。コントラスト調節機能,明るさ調節機能,33種類の色設定,静止画像撮影機能など。 8 拡大読書器(コンパクトタイプ7HD)視(学)1個 携帯型。7インチワイドの大型高輝度モニタ。約2.4倍~約24倍の無段階調節,わかりやすいワンタッチボタンで表示色の切り替え可能。 9 拡大読書器(5インチ液晶画面)視(学)2個 携帯型。3倍-48倍に拡大可能。付属のAVと HDMI ケーブルを接続することで,画面をテレビに出力,付属のケーブルをパソコンに接続すると画像転送も可能。26種のカラーモード。 10 Windows画面音声化ソフトウェア PC-Talker 8Ⅱ 視(学)1個 ウインドウ画面のガイド,入力中の操作,制御コマンド,マウス操作,クリップボード操作等の音声化。Adobe Reader/Flash対応,点字の入出力にも配慮。 11 インターネット読み上げソフト NetReaderⅡ 視(学) 1個 スクリーンリーダー PC-Talkerシリーズに対応した音声ブラウザ。Webページから必要な情報を集めて表示。自由なカーソル移動でWebページを読める。 12 ワープロソフト My Word V Pro 視(学)1個 スクリーンリーダー PC-Talkerシリーズに対応した音声ワープロ。Word文書が書ける。 13 読書ソフト My BookⅢ 視(学)1個 スクリーンリーダー PC-Talkerシリーズ対応。サピエ図書館,国立国会図書館,デイジー図書,青空文庫,一般図書,点字図書 対応, iPod・DropBox対応。 14 画面読み上げソフト JAWS for Windows professional 視(学)1個 Webページの読み上げ,文書の読み上げおよび作成。Internet ExplorerやMicrosoft Officeなどの各種主要ソフトウェア,その他多くのアプリケーションの読み上げ。 15 OCRソフト 読み取り革命Ver.15 視(学)1個 紙文書を編集可能な電子データに変換するOCRソフトウェア。紙文書やPDF等をテキスト形式に変換することで,読み上げ機能(ソフト)等に対応。 16 ブックスキャナ― Plustek OpticBook4800 視(学)1個 書物,雑誌および結束された物から検索可能なPDFを作成,デジタルテキストに変換する。特別設計のブック エッジ(2mm)とランプを採用,本をスキャンした際に本の背の影や文字の歪みを取り除く。 17 点字ディスプレイ ブレイルメモスマート 視 1個 音声出力と点字出力をたよりに操作できる多機能型点字ディスプレイ。PC操作のサポート,点字文章の読み書き,点字/テキストデータの作成,操作の音声確認,ボイスレコーダー機能,外部メモリ(USB,SD/SDHCカード)対応。 18 点字ラベラー ブレイルラベラー 視 1個 点字テープ(ラベル)を作成。 10ページ 19 書見台 視 1個 本や資料を見る際に姿勢が悪くなるのを防止するための書見台。自然な姿勢のまま,読みたいものを視野に近づけることができる。3段階の角度調整,体重をかけても傾かない。重量2.8kg,持ち運び可能。 20 音声認識ソフトAmiVoice 聴・運(学) 2個 音声入力,音声操作が可能。Windows? 上で動作するほとんどのアプリケーションに対応可能。動作環境が軽く,低スペックのPCやモバイルノートパソコンでも軽快に動作する。 21 音声認識ソフトAmiVoice E7Clinic 聴・運(学) 1個 AmiVoiceのクリニックバージョン。医療用語の音声入力。 22 バッジ型ウェアラブルデバイス 聴・運(学) 1個 音声認識に特化したウェアラブルマイク。高騒音環境下でも精度な音声認識を行うことが可能。各端末とBluetoothで接続できる。音声認識ソフトAmiVoiceを利用し、話した言葉をリアルタイムに文字へ変換することも可。 23 音声認識ソフトドラゴンスピーチ 聴・運(学) 1個 音声入力,音声操作が可能。Gmailなどのウェブアプリケーション,Bluetoothマイクへの対応可能。専用アプリのダウンロードにより,iPhone,Android携帯をワイヤレスマイク(WIFI)として利用できる。 24 デジタルワイヤレス補聴援助システムロジャー インスパイロ(送信機) 聴(学)2個 H28.2 教室や会議室での聞き取り向上。ピンマイク型。指向性。Roger電波とFM電波を送信できるハイブリッドタイプ。送受信距離は室内最大30m,屋外最大20m。(親機/子機) 25 デジタルワイヤレス補聴援助システム ロジャー タッチスクリーンマイク(送信機)聴(学)1個 教室や会議室での聞き取り向上。首掛け、インタビュー(指向性)と卓上置き(変更指向性)の切り替えができる。小グループモード、サブネットモードあり。室内最大30m,屋外最大20m。(親機/子機) 26 デジタルワイヤレス補聴援助システム ロジャー ペン(送信機)聴(学)2個 教室や会議室での聞き取り向上。マイク内蔵ペン型タイプ。首掛け(指向性)卓上置き(無指向性)の切り替えができる。室内最大30m,屋外最大20m。Bluetooth機能付き。(親機/子機) 27 デジタルワイヤレス補聴援助システム ロジャー ダイナマイク(送信機)聴(学)3個 H28.6 グループディスカッション等での聞き取り向上。教員がRogerインスパイロ,クラスメートがRogerダイナマイクを持って話す。ロジャー電波とFM電波を送信できるハイブリッドタイプ。(子機専用) 28 デジタルワイヤレス補聴援助システム ロジャー パスアラウンドマイク 聴(学)2個 グループディスカッション等での聞き取り向上。教員がRogerタッチスクリーンマイク、クラスメートがRogerパスアラウンドマイクを持って話す。ダイナマイクは集音10cmに対し、パスアラウンドマイクはスタンドに置くと集音距離が90㎝となる。(子機専用) 29 デジタルワイヤレス補聴援助システム ロジャー マイリンク(受信機)聴(学)4個 H28.2 Tコイルを利用した補聴器または人工内耳用の汎用受信機。ロジャー電波の受信に使用。 30 Jumpersワイヤレストークシステム(1) 聴(学) 1個 講義,グループ活動(最大6人)場面で聞こえを補う。健聴者,難聴者を交えて活動できる。順番やマイクを気にせず,討論できる。問診など1対1の使用も可能。(1)首かけ式,(2)箱型タイプの2種類。 31 Jumpersワイヤレストークシステム(2) 聴(学) 1個 32 "動画変換ソフト Video Mastering Works6" 聴(学)1個 動画字幕付け・編集用ソフト。多彩な入出力フォーマットに対応。 33 "電子メモパッド ブギーボード(SYNC9.7)" 聴(学)1個 書いた画像をPDF形式で数千枚保存可能。PC/タブレット/スマートフォンにUSB接続やBluetooth経由で転送可。 34 "筆談用メモボードワイワイボード2つ折り (JI-WiWi)" 聴(学) 3個 2つ折りにすればA5サイズの持ち歩きに便利なホワイトボード筆談用メモボード。 35 "筆談用メモボードNuboard ヌーボード" 聴(学)3個 コンパクトなリングノート形式のホワイトボード 。 36 "電子ノート(SHARP WG-S30-T)" 聴(学)1個 書いた内容を自動保存,過去のメモを検索可,3000ページ保存,保存されたデータをパソコンに書きだす事も可能。 37 磁気メモボード JIKKYスーパーライト 聴(学)24個 手や周りを汚さない。筆談用や伝言メモに。各部局窓口に設置。 38 アクリルサイドパネル 学 3個 デスク用パーテーション。幅60cm×高さ30cm。 39 アクリルデスクパネル 学 2個 デスク用パーテーション。片クランプ固定型。幅40cm×高さ50cm。 40 イヤーマフ ×1A(PELTOR)  学 1個 遮音値22dB。184g。カップ部厚が薄く,軽量コンパクト。 41 イヤーマフ ×4A(PELTOR) 学 1個 遮音値33dB。234g。特に3150Hz以上の遮音性に優れる。 42 デジタル耳栓(KING JIM MM1000) 学 1個 主に乗り物内の騒音やエアコンの空調音など300Hz以下の騒音を約90%カット。人の呼びかけ声やアナウンスなどは聞き取れる。単4形アルカリ乾電池(1本)で約100時間の使用が可能。 11ページ 43 ノイズキャンセリングヘッドホン(Bose) 学 1個 ノイズキャンセリングレベルを3段階で切り替え可能。Googleアシスタントを搭載。ワイヤレス。最長20時間再生のバッテリー。 44 使い捨て耳栓(MOLDEX) 学 10個 低反発の発泡ウレタンフォーム素材。NRR 33dB。 45 ネオスマートペン M1 学 1個 専用のノートを使用し、書いた文字やイラスト、その場の音声をリアルタイムにタブレットやスマホ、Windows PCのアプリに同期することができる。 46 ワイヤレスイヤホン(Bose Quiet Comfort Earbuds) 学 1個 完全ワイヤレスイヤホン。Awareモード搭載。イヤホン外形:2.6 cm (W) x 3.9 cm (H) x 2.7 cm (D) (各8.5 g)。バッテリー持続時間: 最大6時間(2回分の充電が可能なケースに収納)。 47   入力デバイス FLICK Typer BT 学運 1個 スマホのフリック入力を使ってパソコンへの文字入力が簡単に行える。(片手で入力ができる。)iOS,Androidの両方に対応,Bluetooth接続。 48 障害者用机 運 9個 49 更衣ロッカー 運 2個 50 整理棚 運 1個 51 電動ベッド(中古) 運 1個 52 冷蔵庫 運 1個 53 上肢装具 MOMO本体, フロアスタンド(テクノツール) 運 1個 一定の高さで腕を支えてくれ,水平動作や肘の屈曲による上方へのリーチをサポート。アームレスト部分は,右用,左用の付け替えが可能。テーブル用ブラケットが使用できない場合に使用する取付場所を限定しない自立式のスタンドあり。 54 ジャンボレスト(テクノツール) 運 2個 ポータブル型アームレスト。本体800g。耐荷重は70kg。アームを外せばコンパクトに持ち運べる。取り付けが容易。正しい位置に腕を置き,姿勢保持・身体への負担の軽減。 55 Zonoヘッドバンドセット(テクノツール) 運 1個 身体に装着して使うワイヤレスマウス。 56 ジョイスティックマウス(テクノツール) 運 1個 指先やあごで動かすジョイスティック型のマウス。レバーでカーソルの操作を,3つのボタンで左クリック,ダブルクリックなどの操作を行う。USBポートに差し込んで使用。 57 クリーンマット(使い捨て)&アンダーマット アズワン6090・6012 運 各1個 車いす車輪の埃取りなどに使用するクリーンマット(使い捨てフィルム)とアンダーマット。幅600×長さ900,幅600×1200(mm) 58 軽量折りたたみスロープ 運 1個 持ち運び可能車椅子用スロープ。長さ200cm,幅81cm,重さ14kg,耐荷量300kg 59 可搬型スロープ 運 1個 持ち運び可能車椅子用スロープ。長さ240㎝,幅76㎝,重さ19.6kg,耐荷重300kg 60   ダンスロープ エアー 100㎝ 運 1個 持ち運び可能車椅子用スロープ。長さ100cm,幅70.4㎝,高さ5.5㎝,重さ4.5kg,耐荷重300㎏ 61   ダンスロープ エアー 150㎝ 運 1個 持ち運び可能車椅子用スロープ。長さ150㎝,幅70.4㎝,高さ5.5㎝,重さ6㎏,耐荷重300㎏ 62   ダンスロープ エアー 175㎝ 運 1個 持ち運び可能車椅子用スロープ。長さ175cm,幅70.4㎝,高さ5.5㎝,重さ7kg,耐荷重300㎏ 63 階段避難車 イーバックチェア 運 3個 エレベータが使用できない災害時・非常時に歩行困難な方を上層階から階段を使用し安全・円滑・迅速に避難させる。 64 簡単モジュール車いす 運 1個 65 電動四輪車スズキタウンカートタイプⅡ 運 1個 66 可動手すり 運 1個 67 アルミ製松葉杖  運 1個 68 アルミ白杖(加重タイプ) 運 1個 12ページ 69 らくらくゴムハンドル 運 3個 70 杖ホルダー 運 2個 71 iPad Wi-fiモデル 128GB 全て 7個 No.70~78 主な用途     ①要約筆記     ②各種ソフト・アプリをインストールし貸出     ③録音,録画     ④サポート作業(字幕付け,デジタルテキスト化など) 72 ステレオマイクロホンcear(iPad用集音マイク) 全て 1個 73 Magic Keyboard(iPad用キーボード) 全て 1個 74 ideapad Miix320タブレット 全て 1個 75 ノートパソコン 全て 6個 76 無線LAN親機 全て 1個 77 5PORTスイッチングハブ(LSW4-GT-5nS/WH) 全て 2個 78 iPadスタンド(TB-DS006BK) 全て 1個 79 三脚スタンド(MR-TABST10) 全て 1個 80 プリンター HP Officejet200mobile 全て 1個 幅364×奥行186×高さ69(mm)。質量2.1kg。印刷速度はモノクロ印刷約10枚/分、カラー印刷約7枚/分。バッテリ利用で電源がなくても印刷可能。 81 iRig2 全て 1個 モバイル・オーディオ・インターフェイス。iPhone,iPad,iPod touch,Android機種などと,Roger製品などを接続可。 82 スキャナ(Scan Snap iX100) 全て 1個 重さ400g,バッテリー駆動。コンピュータやモバイル機器をWi-Fiでダイレクト接続可能。5.2秒(A4カラー片面200/300dpi)で読み取り。連続して読み取れば自動的にまとめてPDF化,すぐに閲覧・共有可。 83 ICレコーダー(SONY ICD-SX734) 全て 3個 8GB。最大フォルダ数400。LPCM 44.1kHz/16bit 10時間45分録音。2GBから32GBまでのmicroSD/microSDHCカード使用可。パソコンとUSBダイレクト接続。 84 ウォークマン 4GB スピーカー付(SONY NWS313KBC) 全て 1個 約53g、音楽再生約52時間。約4時間(満充電)、約2時間(約80%まで充電)。外形寸法約44.3×約94.6×約9.9(mm)。 85 デジタルHDビデオカメラ(SONY HDR-CX680) 全て 1個 手ブレを抑えて安定した映像。最大広角26.8mm,光学30倍(デジタル350倍)内蔵メモリー 64GB。約305g 86 リモコン三脚(SONY HANDYCAM) 全て 2個 "伸張時1,465mm 携帯時480mm 質量1.3kg。マルチ端子対応の“SONYハンディカム”に対応。" 87 ワイヤレスマイクロホン(SONY ECM-AW4) 全て 1個 ビデオ録画用集音マイク。受信機にヘッドホンを繋いで,話者の声をダイレクトに聞くことも可。 88 ダイナミックヘッドホン(オーディオテクニカ ATH-AVC200) 全て 1個 最大入力:500mW,ヘッドバンド,ステレオ, 密閉型, ノイズキャンセリング・サラウンド・ ワイヤレス:非対応, インターフェース:ミニプラグ,周波数帯域(L):20Hz, 周波数帯域(H):22000Hz 89 ヘッドセット(エレコムHS-HP20BK) 全て 1個 "折り畳み式。ケーブル長1.8m,For Win,3.5㎜ステレオミニプラグ。" 90 WEBカメラ(Logicool C615,C920R) 全て 各1個 91 WEBカメラ(Aibecy MST-E3) 全て 1個 主に配信用。ウェブ会議/ビデオ会議/遠隔教育 ウェブカメラ 3倍光学ズーム 360度回転 リモコン付き。 92 アイマスク その他 2個 93 高齢者疑似体験セット その他 1個 94 デジタル水平器(傾斜計) その他 3個 95 ビジネスプロジェクター(EPSON EB-1776W) その他 1個 96 フロアタイプスクリーン(PLUS FS-80) その他 1個 97 マイク その他 1個 98 マイクスタンド その他 1個 13ページ 4 合理的配慮 (1)教育活動における合理的配慮に関する考え方 平成28年に「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律」(通称「障害者差別解消法」)が施行された。 国立大学においても障害者に対する差別的取扱いが禁止され,合理的配慮の提供も義務づけられた。 この「考え方」は教育活動における障害のある学生への支援(合理的配慮)に関する以下の点について確認するためのものである。 1.全学の支援体制 2.各部局及び障がい学生支援室の役割分担 3.合理的配慮の「基準」 1.全学の支援体制について(6ページ参照) 各部局が連携・調整し,全学的に支援を行う。[図] [図の説明] 支援に関わる部局・委員会・協議会・センター等。順不同。 学部・研究科…入学から卒業までの支援(実施の主体) 教務委員会 学生委員会 学生相談支援等協議会(全学) 学生支援部…教育支援課・学生支援課・入試課・留学支援課 施設部 留学生教育・支援センター 障がい学生支援室 障がい学生支援連絡会議 保健センター 長崎大学障害者差別解消等協議会 2.各部局及び障がい学生支援室の役割分担について (ア)障がい学生支援室 ①診断書等の情報に基づいて学生が合理的配慮の対象となることの確認。 ②本人・部局関係者・カウンセラー等での協議を経て主な配慮の調整。 ③合理的配慮依頼文書の発行と部局への周知(周知先:障がい学生支援連絡会議の当該委員及び部局担当の学務主査(係長)を含む2名(主担当・副担当)) (イ)各学部・研究科 ①合理的配慮に関する打合せ等への参加。 ②配慮内容の教務委員長(教務委員会)その他関係する会議への確認,また,必要に応じて配慮内容の審議及び再調整。 ③合理的配慮依頼文書の部局内関係者への周知と合理的配慮の実施。 ④合理的配慮依頼文書に記載されていない配慮や対応(例:特殊な方法で実施される試験など)の検討及び決定。 ・必要に応じて,障がい学生支援室に助言等を求める。 ・各部局における詳細な配慮の検討及び決定は,部局における「教務委員会」や「学生委員会」,「学生相談支援等協議会」等,各部局の然るべき組織で協議し決定を行う。 (ウ)教育支援課教養教育班 ①合理的配慮に関する打合せ等への参加。 ②教養教育の授業担当者への合理的配慮依頼文書の周知と合理的配慮の実施。 ③合理的配慮依頼文書に記載されていない配慮や対応についての障がい学生支援室への確認。 3.合理的配慮の「基準」について 合理的配慮は学生個々の状態・状況に応じて検討されるため,全ての場面に適用される具体的な基準はないが,原則として合理的配慮は以下の点に合致した工夫・調整等である。 ①授業の本質および到達目標への変更を要しないもの 。 ②評価基準の引き下げ及び各ポリシーの不適当な変更につながらないもの。 ③他の学生との不適当な区別(不公平等)につながらないもの 。 ④教育・事務・財政等において過重な負担にならないもの。 14ページ 1. 障害者の権利に関する条約(略称:障害者権利条約)について http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jinken/index_shogaisha.html *Information in English on Convention on the Rights of Persons with Disabilities https://www.un.org/development/desa/disabilities/convention-on-the-rights-of-persons-with-d isabilities.html 2. 障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(平成25 年法律第65 号) https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/law_h25-65.html 3. 長崎大学における障害者差別解消等の推進に関する規則 http://www1.g-reiki.net/nagasaki-u/reiki_honbun/x893RG00000765.html 4. 長崎大学における障害者差別解消等の推進に関する規則における留意事項(教育・研究) http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/accessibility/file/02.pdf 5. 文部科学省 障がいのある学生の修学支援に関する検討会報告(第一次まとめ)について http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/24/12/1329295.htm 6. 文部科学省 障害のある学生の修学支援に関する検討会報告(第二次まとめ)について http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/074/gaiyou/1384405.htm 7. 日本学生支援機構 教職員のための障害学生修学支援ガイド(平成26 年度改訂版) https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/shogai_infomation/shien_guide/index.html 8. 日本学生支援機構 はじめて障害のある学生を受け入れるにあたって(平成28 年度版) https://www.jasso.go.jp/gakusei/tokubetsu_shien/shogai_infomation/start_guide.html 9. 日本学生支援機構 障害のある学生への支援・配慮事例 https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_shogai_hairyo_jirei/index.html 10. 内閣府 障害を理由とする差別の解消の推進 https://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html 15ページ (2)合理的配慮の一般的な流れ [ステップ1] 初期コンタクト…学生・保護者から外部機関等,学内窓口,あるいは直接,障がい学生支援室へ相談 学内の窓口 ・授業担当教員 ・保健センター(カウンセラー等) ・学部・研究科等の関係者 ・障がい学生支援連絡会議委員 ・学務担当者等 ・入試課・留学生教育・支援センター等 外部機関等 ・病院・医師 ・関連機関・団体等 [ステップ2]状況・ニーズ確認 ・本人の状態や困難を確認し,合理的配慮の対象になるか否か,判断。 ・参加者:本人(保護者),カウンセラー,障がい学生支援室 [ステップ3]配慮の検討 ・本人(保護者)との「建設的対話」を通じて配慮に関する「合意形成」を図る ・参加者:本人(保護者),所属学部・研究科・教養教育班の障がい学生支援連絡会議委員または学務係(班),授業担当教員等(必要に応じて選定) ・配慮の仮決定後,各学部・研究科にて教務委員長(会),その他関係する会議への配慮内容の確認 ・必要に応じて教務委員会等での配慮内容の審議及び再検討・調整 ・協議の結果:合理的配慮の主な内容の決定及び配慮依頼文書の発行 [ステップ4]配慮依頼文書作成 ・配慮の検討に関する協議結果に従い、障がい学生支援室にて文書を作成。 [ステップ5]配慮依頼文書の発行と周知 ・障がい学生支援連絡会議委員及び当該学務担当者へ電子メールで送付。学部・研究科内の周知。 ・教養教育の授業については、教養教育班から当該教員へ直接周知。 ・学生本人へは障がい学生支援室が送付。 [ステップ6]配慮の実施 ・関係教職員および必要に応じてアクセスサポーターが合理的配慮を実施。 ・学部・研究科等の実情に合わせ、必要に応じて学部等が配慮内容の調整を行う。 [ステップ7]フィードバック・必要に応じて修正等の実施 ・合理的配慮は,必要に応じて検討・再考を行う。再度[ステップ3]からの手順(検討)を経て、合理的配慮が実施される。 ・少なくとも年1回は学生本人や関係する教職員に調査を行い,配慮に関する評価を実施した上,配慮の見直し・調整を行う。 ・その他,学生の状態等に変化が生じた場合には,必要に応じて配慮の見直し・調整を行う。 16ページ (3)教職員のための合理的配慮に関する学内コンサルテーションの流れ 教職員から合理的配慮に関する質問等の発生した場合、学内コンサルテーションの流れは4パターンです。 ①周知済みの合理的配慮依頼文書の内容に関する質問の場合で,早急な対応が必要な場合,合理的配慮依頼文書に記載されている連絡先(通常,障がい学生支援室)へ連絡する。 (早急な対応の例)「近日中の授業における対応」,「すぐに対応が必要だが、文書の記述がわかりにくい」等 その後、必要に応じて,障がい学生支援室及び関係者で協議等を行う。 回答・結果・結論等は、障がい学生支援室より,部局の障がい学生支援連絡会議委員や質問を行った教職員にフィードバックされる。 ②周知済みの合理的配慮依頼文書の内容に関する質問の場合で,早急な対応が必要ではない場合は,まず部局の障がい学生支援連絡会議委員へ相談。 障がい学生支援連絡会議委員が必要に応じて障がい学生支援室に相談。 必要に応じて障がい学生支援室及び関係者で協議を行い,回答・結果・結論等は,障がい学生支援室より,部局の障がい学生支援連絡会議委員や質問を行った教職員にフィードバックされる。 ③周知済みの合理的配慮依頼文書の内容に関する質問ではない場合で,配慮依頼文書はないが早急な対応が必要な場合,障がい学生支援室に連絡してもらう。 その後,障がい学生支援室および関係者で協議等を経て,その回答・結果・結論等は,障がい学生支援室より,部局の障がい学生支援連絡会議委員や質問を行った教職員にフィードバックされる。 ④周知済みの合理的配慮依頼文書の内容に関する質問ではない場合で,気になる学生がいる,または法律,制度,大学の体制,支援機器等,一般的な合理的配慮に関する問い合わせの場合,部局の障がい学生支援連絡会議委員へ連絡。 障がい学生支援連絡会議委員が必要に応じて障がい学生支援室に相談。 障がい学生支援室及び関係者で協議を行い,回答・結果・結論等は、障がい学生支援室より,部局の障がい学生支援連絡会議委員や質問を行った教職員にフィードバックされる。 18ページ (4)合理的配慮申請書(見本)図・表面 1.該当箇所に入力(記入)、またはチェックをして下さい 記入日: 年 月 日 学生情報 学生番号 氏名(ふりがな) ジェンダー(任意) 生年月日 住所〒 電話番号(自宅・携帯) E-Mail 学部・研究科 保護者情報 保護者氏名 本人との関係 住所〒 電話番号 E-Mail その他の緊急連絡先(必要な場合にのみご記入ください。) 氏名 本人との関係 E-Mail 電話番号 個人情報の第三者提供に関する同意について 障がい学生支援室でお預かりした、あなたの個人情報を、修学支援を円滑に行うため下記関係者と共有することがありますが、あなたの同意を得ることなく共有することはありません。共有に同意できる関係者にチェックをして下さい。なお、個人情報をその他の目的に一切使用しません。 【学内関係者に関する同意】   教育支援課(教養教育班)担当者,学務担当者,修学に関係する教職員 【学外関係者に関する同意】 保護者,医療機関,出身校 ※上記以外の情報共有(例:実習、インターンシップ、部活動、ボランティア)については、その都度確認し、決定します。 私はこの申請を行うにあたり、上記のとおり、関係者と個人情報を共有することに同意します。 署名 ・年月日・氏名 20ページ (4)合理的配慮申請書(見本)図・裏面 障害の状況について該当箇所へ入力(記入)、またはチェックをして下さい。 入試時の配慮の有無 障害の種別 診断書の有無 障害者手帳の有無と種類・等級 介助の必要性の有無 希望する配慮について具体的にご記入ください その他に、伝えておきたいことがありましたらここにご記入ください お手数ですが、今回、障がい学生支援室に来られたきっかけを、下記のうちからお選び下さい。 ホームページ 学部教職員 学生支援課 カウンセラー オリエンテーション 友人 その他(  ) 21ページ (5)合理的配慮依頼文書(見本) 取扱注意 本依頼文書(コピー含む)を破棄する場合は,シュレッダーで確実に処分するなど,個人情報の保護に努めてください。 (宛先) 〇〇学部長 殿 教養教育実施専門部会長 (送り主) 障がい学生支援室長 (文書整理番号・日付) (タイトル) 学部/学年/氏名/学生番号 に関する合理的配慮について(依頼) 標記の件,障がい学生支援室において診療情報等に基づいて総合的に判断し,20xx 年xx 月xx 日から合理的配慮の対象となることが確認されました。 本人の特性等をご理解の上,下記【合理的配慮について】を踏まえて下記のとおりご高配賜りますようお願い申し上げます。 なお,この合理的配慮は現時点のものですが,状況やニーズに応じて少なくとも年1 回(通常,年度末)の更新を行うことを申し添えます。 併せて関係教職員への周知をお願い申し上げます。 記(表) 【本人の特性・状態等について】【合理的配慮について(依頼内容)】 【合理的配慮について】 修学場面における「合理的配慮」とは,本人の授業(講義・演習・実習等)への参加を妨げる社会的障壁(障害がある者にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるような社会における 事物,制度,慣行,観念その他一切のもの)の解消または除去のための調整・対応で,以下の考えに即したものを指します。 ① 授業の本質および到達目標への変更を要しない ② 評価基準の引き下げにつながらない ③ 他の学生との不適当な区別(不公平等)につながらない ④ 教育・事務・財政等において過重な負担にならない 詳しくは長崎大学ホームページの右下にある「障害者差別解消等」のボタンをクリックし「長崎大学における障害者差別解消等の推進に関する規則」及び「留意事項(教育・研究)」をご参照ください。 (http://www.nagasaki-u.ac.jp/ja/about/accessibility/) ご不明な点,あるいは合理的配慮に関する質問等ありましたら,下記までご連絡ください。 障がい学生支援室:095-819-2006 メール:support@ml.nagasaki-u.ac.jp 担当:〇〇 〇〇,△△ △△,□□ □□(文教内線 2006・2948) 24ページ 5 アクセスサポーター (1)アクセスサポーターとは 本学では,障害のある学生を支援する支援補助学生を「アクセスサポーター」と呼称しています。 アクセスサポーターは,授業において手書きやパソコンによるノートテイク,支援機器の活用の手伝い,教室間移動の補助など,修学に関連した支援を行います。 また,サポーターの養成や資質の向上を図るため,障害のある学生とともに社会的障壁について考え,支援システムの検討・構築に携わり,研修に参加するなどといった機会を企画・提供しています。 活動の形態は,有償と無償の二種類です。 アクセスサポーターは随時募集しており,登録に際しては支援室より委嘱状を発行します。 ※有償について…長崎大学パートタイマー時間給(スチューデントアシスタントの時間給)に準拠した謝金を支払います。 ※保険について…アクセスサポーターの活動は学研災の対象となりますが,障がい学生支援室でも独自に社会福祉法人全国社会福祉協議会の保険に加入していますので,どの活動にも安心して参加できます。 ≪直接的支援の実績(2018.12現在)≫ ①ノートテイク 2020 年度 6人 20.3時間 2021 年度 13人 134.6時間 ②学習支援(課題の整理,実習前相談,勉強方法相談等。学習内容の教授とは異なる。) 2020 年度 1人 0.7時間 2021 年度 3人 50.3時間 ③移動支援 2020 年度 2人 24.5時間 2021 年度 0人 0時間 ≪移動支援≫ これまでは車いすを使用している学生や歩行困難のある学生を中心に移動支援を行っていました。 しかし,2021 年度は発達障害で教室に入ることが難しい学生のために,授業の教室まで一緒に同行する移動支援も行いました。 26ページ ≪アクセシビリティリーダー育成協議会(AL育成協議会)≫ AL育成協議会は,障害の有無や身体特性,年齢や言語・文化の違いに関わらず,情報やサービス,製品や環境の利便性を誰もが享受できる豊かな社会を創出する知識・技術・経験と コーディネート能力を持った人材の育成を目的に,平成21 年広島大学(アクセシビリティセンター)に設立されました。 具体的な活動として,オンライン・アクセシビリティ講座の開講,アクセシビリティリーダー資格認定,アクセシビリティリーダーキャンプの開催などに取り組んでいます。 長崎大学もこの協議会に2018 年に加入し,アクセスサポーターの質の向上,障害に関する理解・啓発,他大学との連携を推進しています。 ≪その他の活動および研修≫ ・バリアフリー調査(写真) (左)車いすでも通ることができるかどうか,傾斜や道幅を調査しています。 (中)トイレを調査中です。車いすやフィッティングボード,オストメイト対応をしているか調査しています。 (右)バリアフリー調査後に,参加者で意見交換をしました。 ・車いす体験研修(写真) バリアフリー調査を兼ねて車いす体験を行いました。 支援する側,支援を利用する側を実際に体験しながら,車いすのアクセスのしやすさや支援の方法について学びました。 大学間連携プログラム(写真) 毎年,九州地区国立大学法人障害者支援に関する大学間連携プログラムに参加しています。 障害に関する研修に参加し,各大学の活動報告を行います。今年度は新型コロナウイルスの影響により,プログラムにはオンラインで参加しました。 右は長崎大学の活動報告資料の一部です。 27ページ (2)アクセスサポーターに関する申合せ (趣旨) 第1 この申合せは,長崎大学(以下「本学」という。)の学生に,障害のある学生の修学支援を行わせる場合の取扱いについて,必要な事項を定めるものとする。 (名称) 第2 前条に規定する学内の業務を行う学生をアクセスサポーター(以下「サポーター」という。)という。 (支援内容) 第3 サポーターは,授業におけるノートテイク,支援機器活用の手伝い,車いす等による教室間移動の補助等,修学に関連した支援を行う。 (資格) 第4 サポーターは,原則として,本学の学部又は大学院に所属する学生とする。 (登録) 第5 サポーターの登録は,本人の申請に基づき,障がい学生支援室において行う。 2 サポーターは,面談及び入門講習を受けるものとする。 (委嘱) 第6 サポーターは,障がい学生支援室長が委嘱する。 2 委嘱期間は,本人から辞退の申し出がない限り,修業年限又は標準修業年限の終期までとする。 (サポート活動) 第7 サポート活動は,原則として,学業に支障のない範囲で行う。 2 サポーターは,サポート活動中の事故に備え,必要に応じて保険に入るものとし,これに係る経費は障がい学生支援室で負担する。 3 サポート活動の形態は,無償(ボランティア)及び有償の2種類とし,有償のサポーター(以下「有償サポーター」という。)がサポート活動を行った場合は,所定の謝金を支払う。 4 前項の謝金単価は,スチューデント・アシスタントの1時間当たり単価を適用する。 5 サポーターがキャンパス間を移動するなど、交通費が生じた場合は実費相当額を支払う。 6 有償サポーターがサポート活動を行ったときは,所定の様式にサポート活動の結果を記入し,定められた期日までに障がい学生支援室へ提出するものとする。 7 サポート活動においてやむを得ない理由により,当該サポーターが授業に遅刻した場合(例:車いすによる移動支援に時間を要した等),サポーターは情報保障(※1)の対象とする。 (表彰) 第8 障がい学生支援室長は,特に優れたサポート活動を行ったサポーターに対し,感謝状を贈呈する。 (事務) 第9 サポーターに関する事務は,障がい学生支援室において処理する。 (補則) 第10  本学の他の規程,取扱い等の運用上,この申合せにより難い場合は,その都度障がい学生支援室で協議する。 ※1情報保障とは,人間の「知る権利」を保障するもの。 大学における情報保障とは,情報の伝わり方や入手に不自由がある学生の知る権利を保障するため,大学が代替手段を用いて情報を提供することである。 例えば,口頭等による音声情報が十分に伝わらない学生(聴覚障害のある学生や,音声情報の取捨選択に困難のある学生など)に対し,「手話通訳」や「ノートテイク」を提供したり,視聴覚教材に字幕をつけたりする。 また,色覚異常のある学生のために授業資料やスライドで使用する文字の色や図表の表記において見えやすくする工夫を加えるなどして,学生が情報にアクセスできるように対策を講じる。 なお,障害を理由に教室等を不在にする場合も,不在の間に発信または共有された情報を補填することも情報保障の一種である。 また,サポート活動のために教室等を不在にしたサポーターも同様に情報保障の対象となる。 28ページ (3)ノートテイク支援のルール 障がい学生支援室 1.支援の趣旨 ①ノートテイクは、利用学生が授業で発信される情報に対して等しくアクセスすることを可能にするために行うものです。 ②学修の主体は、利用学生本人です。利用学生は、本来行うべき「学修」への支援を超えた行為をノートテイクを行う学生(ノートテイカー)に求めることはできません。 ※①②の理由から、利用学生が遅刻・途中退室・欠席した場合や、寝ている場合、その間のノートテイクは、行われません。(ただし、ノートテイカーには、実際にノートテイクした時間ではなく、拘束された時間分の謝金をお支払いします。) ※テスト等の支援は基本的に含まれません。 2.マッチング 利用学生とノートテイカーのマッチングは、障がい学生支援室を中心にコーディネートします。 通常、1人の利用学生に対し1授業あたり1~2名のノートテイカーを配置します。 3.授業前の準備 ※利用学生へ ①全ての学生にとって、予習や復習、参考文献を読む、わからないことや関心があることを調べるなどの主体的な行動が準備として考えられます。 ②授業の資料に関して、事前にLACS等にて配布されている場合は、ノートテイカーの分も準備して当日授業で渡してください。 ※ノートテイカーへ ①授業に使用するルーズリーフ(あるいはノート)は、障がい学生支援室に用意しています。 ノートテイクを行う授業開始前までに受け取ってください。 なお、使用するペンは、読みやすく書きやすいものをご準備くださいますようお願いいたします。 (読みやすさに関しては、利用学生に相談してください。障がい学生支援室にも、サインペンやボールペンを用意していますので、必要な場合はご連絡ください。) ②座席は、基本的に、利用学生が受講しやすい場所とします。座る位置に関しては、利用学生と相談してください。 ③勤務時間報告書に、利用学生のサイン以外の必要項目を予め記入しておいてください。(利用学生が10分間の休憩で教室移動する場合、記入の時間を十分とれない可能性があります) 4.授業中 ①ノートテイクは、教員等が教室に入室した時点から利用学生が退室する時点までとします。 29ページ ②緊急放送が入った場合、ノートテイカーは至急、利用学生に伝えてください。 ③授業中に利用学生が指名された場合、ノートテイカーは、利用学生の肩を叩く等して知らせてください。 知らせる方法は、利用学生とノートテイカーとで打ち合わせしてください。 5.授業終了後 ※ノートテイカーへ ①ノートテイカーは、勤務時間報告書に利用学生のサイン(印)と授業担当教員のサイン(印)をもらってください。 ②ノートテイカーは、その日のうちにテイクしたルーズリーフ(あるいはノート)を指定された窓口へ提出してください。 その場でコピーしお返しします。 レジュメ等の配布資料に書き込んだ場合は、レジュメ等も提出してください。 ③勤務時間報告書は、ノートテイカーが保管し、月末あるいは次の月の上旬までに、指定された窓口へ提出してください。 ※利用学生へ ①利用学生は、所属する学務班からコピーを受け取ってください。 なお、このノートテイクの成果物は、そのまま資料持ち込み可能な試験への持ち込みはできません。 必要な場合は、成果物をもとに自分のノートに書き込むようにしてください。 6.欠席や遅刻への対応 ①利用学生もノートテイカーも、やむを得ず欠席する場合や遅刻する場合は、事前に利用学生が所属する学務班に連絡をしてください。 ②利用学生が授業開始から20分間を経過しても教室に来ない場合、ノートテイカーは教室から退室し、利用学生が所属する学務班に報告してください。(電話での報告可。下記連絡先参照。) ノートテイカーには、拘束時間として30分間の謝金をお支払いしますので、勤務時間報告書に記入してください。 (例:「水1総合英語 利用学生欠席(待機)」8:50~9:20 / 0.5時間) ③ノートテイカーが授業開始に遅れた場合は、すぐにノートテイクを実施し、実際にノートテイクを実施した時間を勤務時間報告書に記載してください。 ④補講の場合、通常と日時が異なります。 ノートテイカーの都合が合わない場合は、早めに学務班へ、連絡してください。 ⑤メールアドレスなど、連絡先を変更した場合は、速やかに下記連絡先まで連絡してください。 ⑥何か困ったときは、下記の連絡先まで、ご相談ください。 7.連絡先: ○○学部学務班・担当者名 障がい学生支援室 support@ml.nagasaki-u.ac.jp 095-819-2006 以上 30ページ (4)アクセスサポーター登録申請書(見本) 名前・ふりがな 学生番号 学部・研究科 学年 住所 連絡先電話番号 メールアドレス 志望動機 希望する支援内容はどれか ・ノートテイク 音声情報をノート・パソコン等を使用して伝える。 ・手話通訳 手話を使用して音声情報を伝える。 ・代筆・朗読 視覚情報を音声で伝える。板書を説明する。 ・ポイントテイク・ページめくり 板書や講義の要点を書き取る。資料をめくる。 ・移動支援 移動に付き添う。 ・学習支援 学習課題の整理を手伝う。 ・その他、希望の支援方法をご記入ください。 本申請書の注意事項   ・提出された書類に掲載されている情報は、障害のある学生の支援活動のために利用され、その他の目的には利用されません。 裏表紙 国立大学法人 長崎大学 【編集発行】長崎大学障がい学生支援室 〒852-8521 長崎市文教町1-14 TEL:095-819-006 FAX:095-819-2974 メールアドレス:support@ml.nagasaki-u.ac.jp 2022年2月発行 以上